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多忙感

多忙感

菅原 洋平

サンマーク出版 / 2025-11-28

累計読者数30
平均ハイライト数 22.7件/人
推定読了時間 約2時間13分
star総合評価 70/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 44%

この本について

忙しいわけでもないのに、なぜか一日中そわそわして落ち着かない。タスクが頭に浮かぶたびに「今すぐやらなきゃ」と感じてしまって、気づいたら脳がパンパンになっている。そういう日、ありますよね。僕もよくやってしまうのですが、実際には作業量そのものより、「やることが多いと感じてしまう状態」に振り回されているだけだったりします。 『多忙感』は、この“感覚の暴走”をいったん止めてくれる本でした。特に刺さったのは「現在地を確認する」という発想です。どこまで進んでいるかを一度はっきりさせるだけで、タスクは“追いかけてくるもの”から、“適切なタイミングで扱えるもの”に変わっていく。さらに、脳を臓器として扱うという視点も新鮮で、疲れて集中できないときは、気合いではなく単純作業を挟んで脳をいたわるほうが結果的に早い。あと、個人的には「やろうと思ったことと違うことをすると脳が疲れる」という一文が強烈でした。なんとなくスマホに逃げた後の妙な疲れは、こういう仕組みだったのかと腑に落ちます。 結局のところ、僕らが求めているのは“忙しくこなすこと”じゃなくて、“やりつくした”という手触りなのかもしれません。この本は、その感覚を取り戻すための小さな工夫を、無理のないレベルで教えてくれます。タスクに追われている気がして、何から手をつければいいのか分からなくなる人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

いつも時間に追われている気がする—— その原因は、「多忙感」だった! ・なぜかいつも時間に追われている ・時短や効率化をしているのに、それでも忙しい ・集中しなきゃいけないのに、気づいたらボーっとしている その理由は、効率化すればするほど、脳の負荷が増えていたから。 私たちの脳は、タスクを細かく分け、同時に処理しようとするほど、 情報があふれて「やることが多い気がする」状態になります。 それが、多忙感です。 多忙感に苛まれた脳は、「やらなきゃ」という焦りや疲れでいっぱいになります。 集中力も判断力も落ち、知らないうちに成果を下げてしまう“見えない敵”なのです。 本書の著者は、作業療法士であり脳のしくみの専門家、 ベストセラー『すぐやる!』シリーズの著者・菅原洋平氏。 臨床と脳科学の両面から、多忙感の解消法とともに、 「いちばん作業が進む方法」を解説します。 読めば、頭の中がスッキリ整理され、 1日中、集中が途切れなく続く。 多忙感を消すことで、 あなたの仕事と時間の密度が劇的に変わります。 ―――――――――――――――――――――――― 忙しさには実は2つの種類があります。 1つ目は多忙―― 実際にやることが多い状態。 そして2つ目はやることが多いと「感じてしまう」状態です。 これを「多忙感」と呼びます。 ―――――――――――――――――――――――― 【本文より】 ◎「脳疲労」×「外乱」が多忙感を生む ◎脳を「臓器」と考える ◎戦略的に「シングルタスク」を選ぶ ◎「締め切り」の効果は単発で利用する ◎その通知は「緊急」か? それとも「新しい」だけか ◎タスクは完了ではなく「時間」で区切る ◎手を動かすことが「休息」になる ◎夢は脳の「残業」 ◎時間に追われる思考「ムービング・タイム」 ◎時間を使いこなす思考「ムービング・エゴ」 【目次より】 第1章 頭の中の「忙しさ」 第2章 「多忙感」の3大症状――「物忘れ」「ボーっとする」「あっという間に時間が過ぎる」 第3章 多忙感は「行為主体感」で消える――「やらされる」と忙しく、「自分でやる」と余裕が生まれる 第4章 多忙感解消ステップ①「注意力」を死守する 第5章 多忙感解消ステップ②「リアクション」を「アクション」に変える 終章 「忙しくないと不安」な気持ちから自由になる
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