
Freakonomics Rev Ed: A Rogue Economist Explores the Hidden Side of Everything (English Edition)
Steven D. Levitt and Stephen J. Dubner
WmMorrow / 2006-11-21
この本について
仕事でも日常でも、「なんとなくそう思われているから」「昔からそう言うし」で流してきた前提に、ふと引っかかることってありませんか。数字を見ても、自分の感覚と合わない場面があると、どこを信じていいのか分からなくなる。相関と因果の違いなんて分かっているつもりでも、目の前の出来事を説明するときはつい混ざってしまう…。僕もずっとその繰り返しでした。 『Freakonomics』が面白いのは、この“混ざり”を丁寧にほどいてくれるところです。たとえば犯罪率が下がった理由。経済や治安対策ではなく、「そもそもの母集団が変わった」という視点が出てくるだけで、物事の見え方が一段ズレる。あるいは、インセンティブを導入したら行動が逆方向に動く話。善意でやっていた行為が、お金が発生した瞬間に価値が下がる…と言われると、職場での評価制度の“効かなさ”にも思い当たるところが出てきます。さらに、子どもの名前や税制度の裏側にある行動の変化など、暮らしの細部に潜む動機が、妙にリアルに感じられるのも特徴です。 この本が効くのは、「正しい答えを知りたい」というより、「思考のクセを一度リセットしたい」人だと思います。僕自身、読みながら“当たり前”を一つずつ外していく感覚があって、仕事の判断で迷ったときに、表面的な相関に飛びつかなくなるという変化がありました。世界の見方を少しずらしたいときに、ちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
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