
表現のための実践ロイヤル英文法(音声DL付)
綿貫陽 and マーク・ピーターセン
株式会社 旺文社 / 2011-09-13
この本について
英語を勉強していると、「文法は一通り知っているはずなのに、細かいところになると急に言葉が出てこない」ときがありませんか。疑問文の倒置が曖昧だったり、leave A for B と leave A to B の違いで手が止まったり、受け身にできない自動詞に出会って日本語とのギャップに戸惑ったり。僕もずっと同じところでつまずいていました。 『表現のための実践ロイヤル英文法』は、その“モヤっとした部分”に真正面から答えてくれる本でした。たとえば、find の本当のニュアンスが「悟る」ではなく「やってみたらそう感じる」に近いことや、完全自動詞でも副詞句が必須になる live の話など、辞書にはあるけれど日常で腑に落ちにくいポイントを、実際の使われ方を軸に説明してくれます。僕はこれを読んで、英語の文法って「正しいかどうか」よりも「どう伝わるか」で仕組みができているんだな、と視点がひとつ変わりました。 特に、ネイティブでも言い回しの幅が広い部分は幅が広いまま提示してくれるので、「これが唯一の正解」と思い込まずに済むのも救いでした。間接疑問の扱いや、疑問文なのに倒置しない“確認のニュアンス”の話など、場面のイメージが湧く説明が多いのもありがたいです。 文法書を「暗記カード」にしたくない人、英語での違和感をちゃんと説明できるようになりたい人には特に刺さる一冊だと思います。僕と同じように、細部のつっかかりが積もって英語が重たく感じている人にぜひ。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの56%が集中しています。
読書の順序
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