
日本語へそまがり講義 (PHP新書)
林望
PHP研究所 / 2000-08-04
累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
推定読了時間 約2時間11分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
言葉を扱う仕事をしていると、「正しい日本語って何なんだろう…」みたいな小さな引っかかりが日々たまっていきませんか。調べれば規範は出てくるけれど、実際のところ自分がどこまで気にすべきなのか、ふと分からなくなる瞬間があると思います。僕もその迷いが抜けず、文章を書くたびに肩がこわばっていました。 『日本語へそまがり講義』は、そんな凝り固まった感覚をゆるめてくれる本でした。日本語は本来もっと曖昧で、歴史的にも揺れ続けていて、そもそも「こう書けば正しい」と言い切れるものではない。著者が淡々と示すそういう事実に触れると、まず自分が抱えていた“正しく扱わなきゃ”という緊張が自然とほどけていきます。また、漢字を形で認識してきた日本人の感覚や、筆順が崩れていく過程など、普段あまり意識しないところに光を当ててくれるのも面白いところです。 読んでいて強く感じたのは、言葉ってつかまえようとすると逃げる、そういう性質そのものを受け入れていいんだな、ということでした。上達の手引きではなく、日本語との距離感を整えてくれる一冊です。言葉にまじめすぎて疲れてしまった人に刺さると思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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出版社による紹介
古今集の味わい方から敬語のセンス、漢字書取テスト廃止論まで。奥深くて曖昧で歴史的にも多様な日本語の世界を縦横無尽に論じた24篇。
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