
仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして (PHP文庫)
田坂広志
PHP研究所 / 2008-07-01
この本について
仕事を続けていると、「ちゃんと評価されてるのかな」「この働き方で合ってるんだろうか」と、ふと立ち止まる瞬間があります。周りと比べて落ち込むほどではないけれど、どこかモヤッとする。頑張っているつもりでも、何が自分の報酬なのか分からなくなる。そういう停滞感に心当たりがある人、多いと思います。 この本が刺さっている人の抜粋を見ると、共通しているのは“目に見えないもの”への関心です。「仲間に共感する」「能力・仕事・成長という報酬」。どれも給料や肩書とは別のところにある、じわっと効いてくる報酬の話なんですよね。読んでいて感じたのは、華やかな成功例を追いかける本ではなく、普段の仕事の中にある手触りを、すくい上げて言葉にしてくれる本だということです。 たとえば、自分の成長が数値で見えないときでも、「あの人の仕事が少し楽になるように動けたか」という視点に変えると、日々の行動の意味づけが変わってきます。また、結果を出すことだけに意識が向かいがちなときに、「仕事そのものが自分を育てている」という見方を持てると、焦りがすっと引く瞬間があります。さらに、同僚への共感を“弱さ”ではなく“報酬”として捉えると、職場での関わり方が少し優しく、楽になります。 こんな人に刺さると思います。やるべきことはこなしているのに、どこか満たされず、働く意味をもう一度自分の言葉で持ち直したい人。僕自身もそうでしたが、劇的に何かが変わるというより、仕事の中にある静かな光に気づかせてくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの75%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









