
人生で起こること すべて良きこと: 逆境を越える「こころの技法」
田坂広志
PHP研究所 / 201712
累計読者数32
平均ハイライト数 22.9件/人
star総合評価 68/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 37%
この本について
仕事で失敗したり、人間関係でつまずいたりすると、つい「なんで自分だけ…」みたいな気持ちになりますよね。僕も同じで、感情がぐちゃっとしたまま流される日がよくあります。でも、この本を読んで少しだけ視点が変わりました。出来事そのものよりも、自分がどう受け止め、どう意味づけるかで、心の動きが変わっていくんだなと実感したんです。 たとえば、本の中で繰り返し語られる「静かで賢明な自分」という存在。これは特別な能力というより、内省を続けていく中で自然と浮かび上がってくる“もう一人の落ち着いた自分”のことらしくて、内省日記や感謝をそっと唱える習慣が、その声を聞き取りやすくしてくれます。実際、仕事でイラっとした相手に対して心の中で「ありがとうございます」と言ってみると、反射的な嫌悪感が薄まり、本当に必要な判断がしやすくなりました。また、逆境を一方的な不運として扱わず、「これは自分を育てにきたものかもしれない」と受け止めるだけで、同じ状況でも心の使い方が変わります。 派手な言い回しはないですが、毎日の小さなつまずきに効く考え方が多い本です。自分の中の声に振り回されがちな人に、じんわり届くと思います。
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