
重大事件に学ぶ「危機管理」 (文春文庫)
佐々 淳行
文藝春秋 / 2004-04-10
累計読者数4
平均ハイライト数 23.3件/人
推定読了時間 約3時間7分
star総合評価 73/100
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この本について
仕事で判断を迫られたとき、「上からの情報を待ってしまう」「自分の担当範囲だけ守ってしまう」──そんな場面って意外と多いですよね。僕もよくやってしまう側で、後で振り返ってはモヤっとします。誰も悪気はないのに、現場が止まったり、責任の押し付け合いみたいな空気になるあの感じです。 この本を読むと、そのモヤモヤの正体がけっこう具体的に言語化されます。例えば、名前を正確に覚えるという一見地味な行動が、部下の心の動きや組織の空気にどれだけ影響するか。あるいは、上司に報告するときは結論から、という分かりきった話ですら、危機の場ではどれほど致命的になるか。そして何より、「待ち情報」は禁物という指摘。自分の手足を止めてしまう癖が、じつは危機を深めていたりすることに気づかされます。 読みながら、自分がどれだけ「誰かがやるだろう」の側に立ってしまっていたかを静かに突きつけられます。でも説教くさくなくて、むしろ現場の人の視点なので、ほどよい距離感で受け止められる本です。仕事の役割や立場に関係なく、「判断の逃げ場がなくなる瞬間」に弱さを感じるタイプの人に刺さると思います。
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出版社による紹介
東大安田講堂事件、あさま山荘事件、大島三原山噴火など、数々の難事件や災害に対処してきた「危機管理」のエキスパートが、近年の政治や企業のトラブルに触れつつ語った危機対策の戦略戦術マニュアル。阪神・淡路大震災、9・11アメリカ同時多発テロ、地下鉄サリン事件など、豊富な成功・失敗事例をもとに、問題対応の鉄則を説く。あなたが組織の人でも家庭人でも、いま何をするべきかが分かる本! ものごとの優先順位をつけると、仕事も人生もはかどります。
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