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「もの忘れ外来」100問100答

「もの忘れ外来」100問100答

奥村 歩、蔭山 敬吾

CEメディアハウス / 2012-04-26

累計読者数3
平均ハイライト数 21件/人
推定読了時間 約3時間23分
star総合評価 50/100
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この本について

最近、親やパートナーの言動に「あれ、前と違うな」と感じつつも、病気なのか年齢相応なのか、自分では判断しきれないまま不安だけが積み上がっていくことがあります。本人が病院を嫌がったり、同じ質問を何度もされてついイライラしてしまったり、こちらも余裕がなくなっていく。そんな状況で、何をどう考えればいいのかがわからなくなるんですよね。 この本は、認知症そのものよりも、むしろ“その手前にある違和感”の正体を言葉にしてくれる感覚があります。たとえば、本人が自分の変化に薄々気づいていて、その戸惑いが頭痛やめまいとして出ることがあること。あるいは、もの盗られ妄想が「混乱を取り繕うための行動」として理解できること。こうした背景を知ると、目の前の言動の受け取り方が少し変わり、こちらの心の硬さがやわらぐ瞬間がありました。また、旅行の記憶だけ抜け落ちるケースや、喪失体験による一時的なぼんやりなど、「病気とは限らない状態」を丁寧に描いてくれているので、必要以上に怖がらなくていい範囲も自然と見えてきます。 家族のことを気にしつつ、自分の生活も抱えている人に刺さるタイプの本です。認知症を神秘的に語るのではなく、日常の延長線で起きる変化として扱ってくれるので、読み終わったあと「どう支えるか」よりも「まずはどう理解するか」がほんの少し前向きになります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

今、「軽度認知障害」の人が激増しています。これはそのままにしておくと認知症に移行する“危険信号”。本書では、認知症とその予防、(ご家族の)対応について、専門医がQ&A方式でわかりやすく説明します。
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