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失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで (角川ソフィア文庫)

失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで (角川ソフィア文庫)

芳賀 繁

KADOKAWA

累計読者数9
平均ハイライト数 19.6件/人
推定読了時間 約3時間20分
star総合評価 58/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 25%

この本について

仕事でも生活でも、ミスって続くと「自分の注意力が足りないだけなのかな」と変に落ち込むことがありますよね。僕も同じで、失敗するとつい個人の問題に矮小化しがちです。でも、そうやって反省だけ重ねても、次のミスを防げない感じがずっとありました。 この本がよかったのは、ヒューマンエラーを「個人の欠点」ではなく、環境や仕組み、組織文化まで含めた“全体の現象”として見直せるところです。例えば、エラーそのものを減らす工夫だけでなく、エラーが事故や大きなトラブルにつながらないように設計する考え方は、仕事の段取りを見直すときにもすぐ応用できました。また、報告しやすい空気や、ミスを責めずに仕組みから学ぶ態度など、組織側の在り方がエラー対策の土台になるという視点は、自分一人で抱え込んでいた悩みの負荷を少し軽くしてくれます。 そのうえで、「行為スキーマ」の話のように、人がどうやって手順を身につけ、どういうときに抜け落ちるのかという生身の部分も丁寧に扱ってくれるので、自分の作業スタイルを見直すヒントも現実的に拾えます。誰かを責めるための理屈ではなく、明日からの仕事を少し安全に、少し楽にする考え方が静かに積み上がっていく本です。 チームのミスや自分のうっかりに、もう少し建設的な向き合い方を探している人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

間違い電話、交通事故、医療事故、そしてJCOの臨界事故まで—。人間がおかす失敗(ヒューマンエラー)を理解し、対策するためのポイントが満載。絶対「ミス」をしないと思う人、「ミス」が多いと思う人への一冊。
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