ヨムナビ
日本型リーダーはなぜ失敗するのか

日本型リーダーはなぜ失敗するのか

半藤 一利

文藝春秋 / 2012-10-20

累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約2時間32分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 83%

この本について

仕事でもチームでも、どうしてか「やる気はあるのに噛み合わないな…」みたいな場面があります。自分の努力が足りないのか、そもそも状況の捉え方がズレているのか、そのあたりがよく分からなくなる瞬間です。僕自身も、目の前の課題だけをどうにかしようとして全体の流れを見落としていたことが何度もありました。 この本を読んで印象に残ったのは、日本軍が失敗した理由が「気合い不足」みたいな話ではまったくなく、理論や前提の組み立て方そのものにあったという点です。ドイツが勝ったのは武器が強かったからではなく、戦略から兵站まで一貫して考え抜いていたからだという指摘は、仕事の進め方にもそのまま重なります。また、クラウゼヴィッツが挙げる「危険、肉体的困苦、不確実、偶然」という要素を避けられない前提として扱う視点も、現場の混乱に巻き込まれがちな僕にはかなり効きました。日本軍に足りなかったとされる「防御から始める」という発想も、立て直しや準備の大切さを落ち着いて思い出させてくれます。 派手なノウハウではなく、思考の土台を整えたい人には刺さると思います。特に、目の前の作業に追われながら「そもそも、どこから間違えているんだろう」と感じているときに、過去の失敗を通して視点を洗い直すきっかけをくれる一冊でした。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

半藤 一利の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

リーダー不在が叫ばれて久しい日本。しかし、リーダーシップという言葉のもとは軍事用語。最近まで一般の人には関係ないものだったのです。そこで、ご存知“歴史探偵”が日本のリーダー像の源流をたどり、太平洋戦争での実際の指揮ぶりをつぶさに点検。責任をとらない、決断できないリーダーはなぜ生まれてしまったのか、エリート参謀の暴走を許したものは何か。構造的な問題を明らかにします。歴史から何を学べるかが、今問われています。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要