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超訳論語

超訳論語

安冨歩

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2012-12-15

累計読者数13
平均ハイライト数 11.1件/人
推定読了時間 約5時間29分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 20%

この本について

人と関わる場面で、つい相手に合わせすぎてしまったり、逆に評価を気にしすぎて自分の声が埋もれていくような感覚ってありませんか。仕事でも私生活でも、うまくやろうとするほど「自分が何を大事にしたかったのか」が見えなくなって、あとから妙な疲れだけが残る。僕自身、そのぐるぐるから抜けられずにいた時期が長かったです。 『超訳論語』が面白いのは、「他人が自分を知ってくれないこと」よりも「自分が自分を知ろうとしていないこと」の方が大問題だ、とズバッと言い切るところ。これに触れたとき、外に向かっていた意識がスッと内側に戻る感じがありました。また、曾子が毎日やっていた三つの点検──目上に尽くしすぎて自分を裏切っていないか、友人に合わせて本心をねじ曲げていないか、身についてもいないことを受け売りしていないか──は、今の生活にもそのまま使える「日々の立て直し」の基準としてかなり実用的でした。 さらに、学んだことに振り回される段階から、自分のものとして扱えるようになる瞬間を「習う」と説明する部分も、妙に腑に落ちます。知識を足しただけでは不安は消えず、むしろ迷いが増える。その途中の心細さごと丁寧に言語化してくれるので、「ああ、この揺れは自分だけじゃないんだ」と思えるんですよね。 自分を取り戻すきっかけがほしい人に、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

二千数百年にわたり、東アジア全体で読み継がれてきた最大の古典が「論語」だ。 現在の日本でも多くの人たちが「論語」を愛読しており、現代語訳や注釈の書も数多く出版されている。 そのなかで本書は、著者が従来の「読み」にとらわれず、 あらためて「論語」と向き合うことで生まれた異色の超訳である。 読者はこれまでの「論語」のイメージを一新する言葉の数々に驚くに違いない。 そして心を揺さぶられ、行動を変えずにはいられないだろう。
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