
論語入門 (岩波新書)
井波 律子
累計読者数5
平均ハイライト数 17.6件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも人間関係でも、正解が見えないまま動き続けてしまって、気づいたら「何をよりどころにすればいいんだろう」と立ち止まることがあります。僕も同じで、焦って知識を積もうとしては空回りする…そんな時期に読んで救われたのが『論語入門』でした。教訓を押しつけるというより、孔子という一人の人間の“粘り方”に触れる本です。 たとえば、孔子が何度も挫折しながらも旅を続けた強さを知ると、「理想を語る人=繊細で弱い」という先入観がひっくり返ります。また、孔子が生まれつき賢いわけではなく、膨大な事例に当たりながら少しずつ理解を深めたという話は、今の自分の学び方にそのまま重なります。さらに、弟子とのやり取りを読むと、正論よりも“相手の癖に合わせてどう導くか”に孔子が悩んでいたことが見えてきて、仕事で人を支える時のヒントになります。 歴史的な名言をありがたく掲げるのではなく、息遣いごと立ち上がる孔子像に触れたい人にちょうどいい本です。特に「強さとは何か」「学ぶとはどういう行為か」を現実的に考えたい人には、静かに刺さると思います。
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出版社による紹介
大古典『論語』から精選した百四十六条を味読する。その無類の面白さの中核は、孔子という人物にある。約二千五百年のはるかな時を超えて立ち上がる、臨場感あふれる弟子たちとの対話のなかに、不遇にあって大らかさを失わず、ときに笑い、怒り、慟哭しながら、明朗闊達な精神をもって生きぬいた孔子の、稀有の魅力を読みとく。
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