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明恵 夢を生きる (講談社+α文庫)

明恵 夢を生きる (講談社+α文庫)

河合隼雄

講談社 / 1995-10-17

累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
推定読了時間 約4時間41分
star総合評価 31/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

日々の生活の中で、仕事でも人生でも「自分は何を軸に動いているのか」がふと分からなくなる瞬間があると思います。新しいことを始めても長続きしなかったり、気づけば周りの基準で動いてしまったりして、ぼんやりした違和感だけが残るようなときです。 この本を読んでいて印象的だったのは、明恵という僧の生き方が、夢と現実のあいだを切り離さずに扱っていたという点でした。夢を単なる幻想として流すのではなく、そこで見たものを日常の判断や行動と自然に重ね合わせていく。その姿を通して、必ずしも「正しい指針」を外側から探さなくても、自分の内側から出てくる声を丁寧に拾ってみてもいいんだと思わされます。また、河合隼雄さん自身が仏教に無関心だったところから少しずつ距離感をつかんでいく描写も、急に悟ろうとしなくていいんだと肩の力が抜けました。 歴史上の人物を扱っていながら、どこか自分の現在の混乱や迷いにもつながる視点が出てくる本です。外から与えられる変化ではなく、じわじわと内側から変わっていく感じを知りたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

夢で生き方が変わる! 夢で人の心のあり方を知る!!――生涯にわたって自分の夢を記録しつづけた名僧・明恵の『夢記』を手がかりに、夢の読み方、夢と自己実現の関係、ひいては人間がいまを生きるうえで大切なことなどをユング心理学の第一人者、夢分析の大家が実証的に説く。第1回新潮学芸賞を受賞した、人間の深層に迫る名著。
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