
スマホ時代のタスク管理「超」入門
佐々木 正悟 and 大橋 悦夫
東洋経済新報社 / 2013-02-07
この本について
仕事のタスクが積み上がってくると、何から手をつければいいのか分からなくなることがあります。やる気がないわけじゃないのに、気づけば「今日」「明日」に詰め込みすぎて動けなくなる。自分でも理由がはっきりしない焦りだけが残って、結局スマホを眺めて終わってしまう。僕もずっとその繰り返しでした。 この本が面白いのは、「気合い」ではなく「仕組み」で日々を回す視点に徹しているところです。タスクを全部外に出して、動詞で書いて、実行サイズまで分解する。そう聞くと面倒に思えますが、読者の方が保存していた抜粋を見ると、実はみんな「記憶に頼るとすぐ崩れる」という現実に薄々気づいているんですよね。チェックリストの順番を変えないとか、他人の不満を解消するタスクを見分けるとか、具体的で地味な工夫が多いのに、不思議と心が軽くなるのは「自分がサボってたんじゃなかった」と分かるからかもしれません。 特に、急がないものを意識的に後ろへ回していく感覚は、僕にとってかなり大きな気づきでした。〝全部今日やらなくていい〟と分かっているだけで、朝の1時間を本当に使いたいことにまわせるようになる。これは派手さはないけれど、生活がじわっと変わっていきます。 タスク管理アプリを渡されても使いこなせないままの人、あるいは「やる気がない」と自分を責めがちな人にはしっくりくる本だと思います。時間をうまく使いたいというより、「自分の余白を取り戻したい」人にほど合う一冊です。
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ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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