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競争戦略の謎を解く

競争戦略の謎を解く

ブルース グリーンウォルド, ジャッド カーン, and 辻谷 一美

ダイヤモンド社 / 2012-07-26

累計読者数7
平均ハイライト数 11.6件/人
推定読了時間 約8時間26分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事で「戦略を考えているつもりなのに、結局は効率化の話に落ち着いてしまう」という感覚、けっこうあると思います。私もそうで、資料を作っていてふと「これ、他社も同じことやるよな…」と冷めてしまう瞬間がありました。 この本を読んで一番救われたのは、戦略と戦術をきれいに切り分けてくれたことでした。自社の内側だけを磨くのは戦術で、競合の反応を前提に意思決定するのが戦略だと整理されると、自分が今どこで迷っているのかがはっきりしてきます。 特に刺さったのは、「参入障壁があるかどうかを先に見る」という潔い姿勢です。差別化とかブランドとか、つい“効きそう”な概念に寄りかかりがちですが、利益が守られる本当の理由はそこではない。市場の構造が守ってくれるのかどうか。ここを外すと、どれだけ頑張っても疲弊戦になるだけだという感覚が、実務のあの“報われなさ”ときれいに接続します。 もうひとつは、競争優位が意外なほど「ローカル」に宿るという視点です。グローバルだのスケールだのと大きい話になりがちな中で、実際に勝てるのは地理やカテゴリをぎゅっと絞った領域。そこで支配力を作れるかどうかが勝負になる。自分の事業をどこで戦わせるべきか、考え直すきっかけになります。 戦略の議論がふわっとしがちで、何をよりどころに判断すればいいのか迷っている人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ポーターの戦略論よりも圧倒的にシンプルで明快。「戦略とは」「競争優位とは」「参入障壁の有無の判別法」・・・・・・曖昧になりがちな非常にシャープなテーマを実際のビジネス・ケースに基づいて具体的に解説。コロンビア大学MBAプログラムで80%の学生が選択したという伝説の超人気講義を再現。
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