
模倣の経営学
井上 達彦
日経BP / 2012-03-12
累計読者数4
平均ハイライト数 18.8件/人
推定読了時間 約3時間12分
star総合評価 58/100
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この本について
仕事で「自分のオリジナリティが足りない」とか、「結局どこを真似すればいいのかわからないまま時間だけ過ぎる」といったモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。特に、新しいことをしたいのに結局は先行事例を薄くなぞるだけになってしまう感じ。正直しんどいですよね。 『模倣の経営学』を読んで少し景色が変わったのは、模倣そのものを“戦略として扱う”という視点をもらえたからです。たとえば、遠い世界から仕組みそのものを持ち込む発想は、自分の固定観念を一度外すきっかけになりますし、逆に身近な競合を反面教師として「何を引き算すれば顧客が喜ぶのか」を考えると、無理に差別化を狙うより現実的な改善につながります。また、理想の事業デザインを一度思い切って描くことで、今の仕事のどこに矛盾やボトルネックが潜んでいるのかが意外とくっきり見えてきました。 結局、模倣は「逃げ」ではなく、自分の思考を深くするための入り口なんだと思います。完全なゼロからひねり出すより、まずは誰を参照するかを丁寧に選ぶことのほうがよほど難しくて、でも手応えがある。そんな感覚を求めている人には刺さる本です。 特に、「新しいことをやりたいのに、どこから手をつければいいかわからない人」にちょうどいい一冊でした。
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出版社による紹介
本質的に優れた経営は、時代を超え、業界を超え、伝承され、発展していく。 手本を超えるためのモデリング―その理論と実践 ヤマト運輸と吉野家 スターバックスとドトール トヨタ自動車とスーパーマーケットなど。 良くできた仕組みを目の当たりにすると、「うちもあんな風にできたらな」と思うものだ。 しかし、大切なのはそこから何を学ぶかである。 漠然と「あんな風」と感じていても話は前に進まない。 そのお手本の「何を」倣おうとしているのかを明確にしなければならない。 事業の仕組みにおいて、「あんな風」というのが、一体どこからどこまでを指すのかを考えなければならないのだ。(第3章より)
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