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「ものづくり」の科学史 世界を変えた《標準革命》 (講談社学術文庫)

「ものづくり」の科学史 世界を変えた《標準革命》 (講談社学術文庫)

橋本毅彦

講談社 / 2013-08-08

累計読者数5
平均ハイライト数 7.4件/人
推定読了時間 約4時間19分
star総合評価 41/100
start序盤集中型
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この本について

仕事でも生活でも、仕組みが急に複雑に見えて「これって、どこから手をつければいいんだろう」と悩むことがあります。特にチームのやり方を揃えたい時や、道具やプロセスがバラバラで疲れてしまう時、自分の工夫だけではどうにもならない壁にぶつかることがあるんですよね。 そんなモヤモヤに、この『「ものづくり」の科学史』は意外と効きます。なぜなら本書が扱うのは、今の私たちが「当たり前」と思っている基準や互換性が、どんな現場の混乱やジレンマから生まれてきたのかという話だからです。例えば、砲車を「壊れにくくする」のではなく「修理しやすくする」方向に発想を転換したエピソードは、完璧を目指すより、交換可能な仕組みを作る方が現場は前に進む、という視点のスイッチをくれます。また、標準化が決して合理的な計画から生まれたわけではなく、戦争や労働力不足といった切実な状況の中で「必要だから形になった」ものだとわかると、今抱えている混乱にも理由があると思えるようになります。 読んでみると、標準化とは“きれいな理想”ではなく、“困った現実をなんとか回すための工夫の積み重ね”だということがわかってきます。だからこそ、自分の仕事の中でも「全部を統一しよう」と気負うのではなく、「どこを互換にしておけば後が楽か」という視点に変わっていくはずです。 特に、仕組みづくりやチーム運営で「もっといいやり方はあるはずなのに、どこから整理すればいいかわからない」と感じている人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

フランスのオノレ・ブランという技術者による「互換性部品」に始まる近代の標準革命。アメリカでその技術は、困難を乗り越え、「アメリカ式製造方式」として確立された。さらにテイラーによる作業の標準化は、アメリカを製造業大国にする。公的機関が標準を決めるデジューレから市場での占有によるデファクトの時代へ。「標準」をキーワードに、製造の現場のドラマと国家、企業、市場の関係、そして背後に潜む思想を探ります。(講談社学術文庫)
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