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移動時間が好きだ (幻冬舎plus+)

移動時間が好きだ (幻冬舎plus+)

pha

幻冬舎 / 2017-03-31

累計読者数12
平均ハイライト数 7.9件/人
推定読了時間 約41分
star総合評価 57/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 55%

この本について

移動の時間って、どうしても「早く着きたい」「無駄に感じる」と思いがちですよね。仕事のことを考えたり、スマホをいじり続けてしまったりして、ぜんぜん休まった感じがしない。せっかくの移動なのに、ただ疲れるだけの日もあります。僕もずっとそんなタイプでした。 phaさんの『移動時間が好きだ』は、その「移動=消耗」という前提をそっとひっくり返してくれます。例えば、長距離バスのだるさを「座ってるだけで8000円もらえるバイト」と捉え直す発想だったり、遠くへ行かなくても近所を歩くだけで視点が変わるという話だったり。どれも大げさな理論じゃなくて、日常の延長にある小さな転換ばかりなんですが、読んでいると「自分も同じこと、できるかもしれない」と思えてくるんです。 個人的に刺さったのは、移動中のあの強制的な暇さを、むしろ「ぼーっとする贅沢な時間」として受け取っていいんだ、というところ。家ではなかなかできない読書に没頭したり、景色を眺めるだけの時間を肯定してくれるのが救われます。忘れてしまう旅にも価値がある、というゆるい姿勢も、肩に入っていた力が抜ける感覚がありました。 移動の時間がしんどい人や、最近ずっと気持ちが詰まり気味の人には、するっと効くと思います。自分の暮らしのリズムをほんの少しずらしたいときに、ちょうどいい一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「毎日寝て暮らしたい」「だるい」が口癖の、日本一有名な「ニート」(もう38歳なので「元ニート」)による移動をめぐる考察。 高速バス、鉄道、フェリー、バイク、そして徒歩……目的地に到着することより、むしろ移動の時間自体を楽しんだほうが、人生はより楽しくなる。 お金も家族も仕事もなくたって、人生を存分に楽しむ方法とは。 <目次> 1 ぼーっとしたいときは高速バスに乗る 2 青春18きっぷでだらだら旅をするのが好きだ 3 小笠原諸島で何もしなかった 4 野宿未満 5 こうやって歩く(世界・町内・体内) *本作品は、幻冬舎plus(http://www.gentosha.jp/)に掲載した「ぼーっとしたいときは高速バスに乗る」(2016年6月28日、7月13日)、「小笠原諸島で何もしなかった」(2017年1月28日、2月13日)、「野宿未満」(2017年2月28日、3月13日)を再編集し、「青春18きっぷでだらだら旅をするのが好きだ」(初出「phaの日記」2015年7月17日)と「こうやって歩く(世界・町内・体内)」(書き下ろし)を追加したものです。
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