
入社1年目から差がつく ロジカル・シンキング練習帳
グロービス and 岡 重文
東洋経済新報社 / 2020-06-26
この本について
仕事で「結局どこから考えればいいんだろう」と手が止まることが、僕はよくあります。数字はあるけど判断できないとか、問題が一つに見えて実は複数あった、なんて後から気づくことも多いです。頭の中だけで整理しようとすると、どうしても自分の思い込みに寄ってしまうんですよね。 この本が助かったのは、考え方を“頑張って抽象化する”のではなく、“具体的に分解してみる”方向に連れ戻してくれたところです。例えば、根拠をひとつで済ませず横に広げること、意味合いを考えて縦に深めること、そして数字は数字だけで見ず、期間や切り口を変えて傾向をつかみにいくこと。どれも当たり前っぽいのに、忙しい日々だと真っ先に抜け落ちるところでした。グラフ化して初めて「これは今期だけの話じゃないな」とわかったり、逆に自分に不都合なデータをあえて取りに行くことで、主張が強くなる感覚もありました。 派手なテクニックではないけれど、視点の持ち方が一段上がると、同じ情報でも問題の見え方が変わります。「今ある情報だけで判断しない」「比較するなら前提条件をそろえる」みたいな地味な習慣が積み重なると、仕事の迷い方そのものが変わるんですよね。 こんな人に刺さると思います。考えているつもりなのに、いつも“考えた気になっているだけかもしれない”と感じている人。僕自身そうだったので、同じ迷いを抱えている人ほど、しっかりリターンを感じられるはずです。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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