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魔女は甦る

魔女は甦る

中山七里

幻冬舎

累計読者数3
平均ハイライト数 4.3件/人
推定読了時間 約4時間2分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%

この本について

仕事でも日常でも、知らないうちに「曖昧な気配」だけ受け取って、その正体が説明できないままモヤモヤを抱えることがあると思います。何かおかしいのに言語化できない、でも見過ごしたくない。僕自身よくその状態にハマるのですが、『魔女は甦る』を読んでいると、その曖昧さに少しだけ輪郭が出てきます。 保存されていた言葉を眺めると、蛇蠍や酸鼻のような強い情景の語、吝嗇や昵懇のように人と人の距離感を示す語、さらには煤煙や収斂のような空気の変化を捉える語が多いんですよね。物語を追う中で、登場人物たちの「言葉にならない感情」や「空気の濁り」が、こうした表現を通してじわっと可視化されていく。その感覚が、この本の一番の効きどころだと思っています。 読み進めるうちに、普段の生活でも些細な違和感を放置しなくなるし、人の言動の裏にある温度差にも気づきやすくなる感じがあります。大げさに人生が変わるとかではなくて、判断の精度がほんの少しだけ上がる。その「少し」が実はけっこう効くタイプの物語です。 空気の読み違えに疲れている人や、他人の感情の流れをつかみ損ねがちな人に刺さると思います。

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ハイライト密度

開始終了

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

元薬物研究員が勤務地の近くで肉と骨の姿で発見された。埼玉県警の槇畑は捜査を開始。だが会社は二ヶ月前に閉鎖され、社員も行方が知れない。同時に嬰児誘拐と、繁華街での日本刀による無差別殺人が起こった。真面目な研究員は何故、無惨な姿に成り果てたのか。それぞれの事件は繫がりを見せながら、恐怖と驚愕のラストへなだれ込んでいく……。
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