
人体 失敗の進化史 (光文社新書)
遠藤 秀紀
累計読者数11
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推定読了時間 約5時間1分
star総合評価 58/100
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この本について
最近、自分の体の不調とか癖に向き合うたびに、「そもそも、なんで人間の身体ってこんなつくりなんだろう」と妙なモヤモヤが出てきます。姿勢も肩こりも、頑張って直そうとしてもどこか限界がある。その理由をもう少し深いところから理解したい、そんな気持ちに近い本でした。 この本が面白いのは、「身体は合理的につくられた精密機械」という前提をいったん脇に置いて、進化の継ぎ接ぎの結果としての“いまの自分”を見せてくれるところです。耳が昔は顎の一部だったとか、骨がそもそもミネラル倉庫から生まれたとか、鳥の肩の構造が恐竜の名残そのままだとか、知識として覚えるというより、自分の体を別の角度から見直すきっかけになる話ばかりでした。たとえば、長時間の着席で腰が悲鳴をあげる理由が、祖先の設計図の“想定外”にあったりすると、ただの不調が少し違った見え方になります。 完璧に最適化された体ではなく、行き当たりばったりの積み重ねでできた身体を受け入れると、「どう付き合うか」という考え方も変わっていく気がします。自分の癖や弱点を責める前に、その来歴を知っておきたい人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
地球史上最大の改造作は、どう生まれ、運命やいかに。「ぼろぼろの設計図」を読む。
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