ヨムナビ
問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~ (光文社新書)

問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~ (光文社新書)

春日 武彦

光文社 / 2008-02

累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約3時間54分
star総合評価 16/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 10%

この本について

なんとなく気分にムラがあって、昨日できたことが今日は全然手につかない。休めばいいのは分かっているのに、休むこと自体が不安になる。そういう揺れに振り回されていると、「自分はどこかおかしいのか」とつい構えてしまうことがあります。僕自身も、元気と不調のあいだで落ち着かない時期があって、説明のつかない感覚をどう扱えばいいのか分からずにいました。 春日武彦さんの『問題は、躁なんです』は、そうした“境界の揺らぎ”を大げさに病名へ結びつけるのではなく、もっと手触りのある日常の延長として扱ってくれる一冊です。読者が保存していた「きちんと養生すれば必ず良くなる」という一文は、まさにその姿勢を象徴していて、調子を崩した自分を異端として切り離さず、風邪と同じレベルで回復可能なものとして見ていい、という視点をくれます。無理に前向きになる必要もなく、どこでブレーキが壊れやすいのか、どんな場面で調子が暴れやすいのか、といった“クセの観察”に重心が置かれているのも救いでした。 特に効いたのは、振り回されている自覚があるときの「距離の取り方」を、精神論ではなく現実的な行動として示してくれるところです。調子の良さを疑いすぎず、でも任せきりにもせず、生活のペースをひとつ戻すだけで変わる場面が意外と多いことに気づかされました。こんな人に刺さると思います──“不調というほどではないけれど、いつも自分のテンションに置いていかれる気がする人”。 大きな決断を迫る本ではありません。ただ、自分の揺れに名前をつけて、少しだけ扱いやすくするための現実的なヒントが詰まっています。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの100%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

春日 武彦の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

奇妙な言動、不可解な事件の裏に...。躁を知ると人間理解が深まる。“国民病”の「うつ」と比べて、知られざる「躁」。その奥深い世界を、初めて解き明かした一般書。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要