
対人関係療法でなおす 双極性障害 躁うつ病への対人関係・社会リズム療法
水島広子
累計読者数5
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star総合評価 62/100
trending_up後半加速型
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この本について
気分の波に振り回されていると、生活を立て直したい気持ちはあるのに、何から手をつければいいのか分からなくなることがあります。特に、調子が落ちている時ほど「普通の生活」に戻ることが遠く感じてしまうんですよね。僕自身も、日常のリズムが乱れると気持ちまで不安定になり、原因が自分でもつかめないまま疲れていく…という時期がありました。 この本が教えてくれたのは、「気分の問題」をいきなりどうにかしようとするより、まずは社会リズムという“土台”を整えるほうが遠回りのようで近道だということです。起床や食事の時間を安定させるだけでも身体の中のリズムが揃い、気分の揺れ方が変わってくる。そのうえで、対人関係のバランスを少しずつ見直していくと、家族とのすれ違いのような“刺激の強さ”にも気づけるようになります。さらに、過去を振り返るのも自己批判のためではなく、パターンを把握して未来に備えるためだという視点は、僕にはかなり救いでした。 双極性障害を前提に書かれた本ですが、「生活リズムが崩れると気分まで崩れる」という感覚に覚えのある人には、そのまま役立つ部分が多いと思います。日常の小さな調整から、自分の状態をどう位置づけるかまで、地に足のついた形で考えられるようになる一冊です。
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