
俳句とは何か (角川ソフィア文庫)
山本 健吉
累計読者数4
平均ハイライト数 24件/人
推定読了時間 約7時間
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
俳句に触れるたび、「結局センスなんだよな…」とか「季語ってどこまで守ればいいの?」みたいな、うまく言葉にできない引っかかりがずっと残っていました。技法書を読んでも腑に落ちず、かといって自由に詠めばいいと言われても迷うまま。そんな停滞をほぐしてくれたのが『俳句とは何か』でした。 この本の効き方は派手ではないんですが、刺さるところには深く刺さります。まず、俳句が「滑稽」「挨拶」「即興」という三つの性格から生まれている、という視点に触れると、俳句を“装飾物”として扱う態度が静かに崩れます。季語や切字の議論も、形式を守れというより、「言葉をどう置くか」という根っこのところに連れていってくれる。さらに、芭蕉が“季節の本意”を探るのではなく、作品そのものの中で世界を掴みにいっていたという話は、創作とは観察以前に始まる行為なんだと、妙に現実的な重さで迫ってきます。 一度読んだからといって俳句が急に上達するわけではないですが、言葉と向き合う立ち位置がほんの少し変わる。その「少し」が後の大きな差になる気がします。自分の感覚の曖昧さとちゃんと向き合いたい人には、とくにしっくりくる本だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの80%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
俳句の特性を明快に示した画期的な俳句本質論「挨拶と滑稽」をはじめ、「子規と虚子」「女流俳句について」など、著者の代表的な俳論と俳句随想、ゆかりの深い六俳人の作品鑑賞を収録。初心者、ベテランを問わず、実作者が知りたい俳句の本質を、率直に繊細に語る。俳句を愛するすべての人におくる、本格俳句入門の書。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要






