
あたらしい哲学入門 なぜ人間は八本足か?
土屋賢二
文藝春秋 / 2014-02-10
累計読者数7
平均ハイライト数 17件/人
推定読了時間 約4時間2分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも日常でも、「なんでこうなるんだろう?」と考えているうちに、気づけば同じところをぐるぐる回ってしまうことがあります。考えているつもりなのに、そもそも問いの立て方がズレていて、答えようがなかった…というタイプの行き詰まりです。僕自身、これに何度もはまりました。 この本が助けになるのは、事実を積み上げれば解決する“普通の問題”と、問いの形そのものが間違っている“解決不能な問題”をきっちり分けてくれるところです。ゼノンのパラドックスの例もそうですが、「問題が解けない」のではなく「質問のほうが成立していない」という視点に立つと、思考のもつれが急にほどける瞬間があるんですね。また、言葉の使い方に潜む誤解をていねいに拾ってくれるので、「分かった気がする」状態をごまかさず、分かる・分からないの境目をはっきり持てるようになるのも大きいです。 もう一つ個人的に効いたのは、主観的態度と客観的事実が混ざると議論がどれだけこじれるかを示してくれる点でした。「意味があるのか」「特別なのか」といった問いが、実は態度表明にすぎないことがある。これを知ってから、無理に“正しい答え”を探して疲れる場面が減りました。 考えすぎて迷路に入りやすい人、そして「そもそも何を問うべきか」から整理したい人に向いている一冊です。
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出版社による紹介
ツチヤ先生の、お茶の水女子大学で学生の人気を集めた初心者向け講義をここに再現! 「火は消えるとどこへ行くのか」「毛が何本抜けたらハゲなのか」「なぜ空は青いのか」「人生は無意味か」など、さまざまな“哲学的問題”を思いもよらない方法で次々に解いてみせ、哲学の核心に直接導く新しいタイプの本格的哲学入門です。「一点のくもりもなく哲学について分かっていただけることを目指しました」(ツチヤ先生)
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