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タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?

タモリ学 タモリにとってタモリとは何か?

戸部田誠(てれびのスキマ)

イースト・プレス / 2022-02-08

累計読者数6
平均ハイライト数 7.8件/人
推定読了時間 約4時間59分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でも日常でも、「自分で決めて動くはずなのに、どこかで正解を探してしまう」ときってありますよね。自由にやれと言われるほど不安になるし、肩書きや役割にしがみついてしまう自分もいる。本当はもっと気楽に生きたいのに、余計な“自分の形”に縛られてしまう感じです。 『タモリ学』を読んでいて刺さるのは、タモリがその不安をごまかさず、かといって大きく乗り越えようともしない姿勢でした。キルケゴールの「自由とは不安である」という言葉を淡々と受け止めつつ、「じゃあ自由を誰かに預けるか?」と問い続ける。その距離感が、無理に前向きにならなくてもいいんだと思わせてくれます。また、タモリが“実存のゼロ地点”と呼ぶ、横軸も縦軸もない素の自分に戻る態度にも救われます。何者かになろうとする前に、余分なものを一度外せばいいという発想は、焦りが少しやわらぎます。 さらに、仕事の話も現実的で、実力が揃う前に大きな仕事が来るという感覚は、多くの人が経験しているはず。そこでひるまずに向き合うタモリの姿勢は、背中を押すというより、「それで普通だよ」と言ってくれている空気に近いです。 自分の輪郭がよくわからなくなったとき、余計な力を抜くヒントがほしい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

タモリをもっと知りたくて。 デビュー時から現在までの、タモリの様々な発言やエピソードを丹念に読み解き、 その特異性と唯一無二の魅力に迫る。 親しみ深くて謎の多い、孤高の男の実態とは。 タモリは過去や未来にこだわることの不毛さに対し、若い時から(あるいは幼少時から)問題意識を持ち、考えぬいた末に「現状を肯定する」という生き方を選択した。いかに執着を捨て、刹那的に生きることを選べるか。その実践として、「タモリ」がある。(本文より) 【目次】 序 タモリにとって『いいとも』終了とは何か 1 タモリにとって「偽善」とは何か 2 タモリにとって「アドリブ」とは何か 3 タモリにとって「意味」とは何か 4 タモリにとって「言葉」とは何か 5 タモリにとって「家族」とは何か 6 タモリにとって「他者」とは何か 7 タモリにとって「エロス」とは何か 8 タモリにとって「仕事」とは何か 9 タモリにとって「希望」とは何か 10 タモリにとって「タモリ」とは何か 巻末 大タモリ年表
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