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王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記 (集英社ノンフィクション)

王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記 (集英社ノンフィクション)

戸部田誠(てれびのスキマ)

集英社 / 2025-05-09

累計読者数7
平均ハイライト数 21.3件/人
推定読了時間 約3時間20分
star総合評価 66/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 48%

この本について

仕事をしていると、自分の判断が正しいのか、今いる場所で本当に前に進めているのか、ふと不安になることがあります。自分のやっていることが小さく見えてしまう瞬間ってありますよね。ジャンプ+の10年を追ったこの本を読んでいて、編集者たちもまったく同じ迷いを抱えながら、試行錯誤を積み重ねてきたんだと知って、少し肩の力が抜けました。 印象的だったのは、「ジャンプ+」が最初から大成功のサービスじゃなかったことです。刺激強めの作品がウェブで人気だった時代に、あえて正攻法のエンタメを魅せる挑戦をしたこと。ヒットが出たら、そこに才能が集まり、さらに読者が増え、また作家が集まる。その積み重ねの先に『SPY×FAMILY』が生まれたという流れは、派手な一発逆転ではなく、現場の小さな判断の連続でしかなかったんだと実感します。 もうひとつ刺さったのは、編集者たちの姿勢です。誰かがボツにした企画を皆で机に載せて「俺の考える地獄楽」を語り合うような文化とか、自分の内面を語らないタイプの先輩が、新人の成功に誰よりも喜んでしまう瞬間とか。派手ではないけど、こういう“場を作る人”がサービスの土台をつくっていくんだと感じました。目標を掲げつつ、迷いながらも前に進む人たちの姿は、どこか自分の仕事にも重なるんですよね。 「自分の積み重ねなんて大したことない」と思いがちな人ほど、この本は静かに効いてきます。自分の仕事がどこにつながるのか見えなくなる時に読みたい一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「マーケティング、戦略、DX…そんなものを超えたマンガへの異常な愛がここにある。 時代を変えた仕事人たちの熱いドキュメント! 読み始めたらもう終わり。仕事のやる気が出まくるヤバい本」 ――佐久間宣行(テレビプロデューサー)さん激賞ッ! 2014年9月22日創刊。昨年、2024年9月で10周年を迎えたマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」。その10年の間に、『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『ルックバック』『タコピーの原罪』『ダンダダン』など、ヒットマンガや新人作家も続々誕生。多くの読者を獲得し、人気マンガ誌アプリとなった。そんな「少年ジャンプ+」は、どのようにして生まれ、どのようにして進化し、そして今後どこを目指していくのか? 著者は『タモリ学』『笑福亭鶴瓶論』『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』など、テレビを中心に「エンタメ」とその制作者たちを愛する戸部田誠(てれびのスキマ)氏。 戸部田氏が編集者・社内外スタッフ・外部会社・作家など多くの関係者に徹底取材し、「少年ジャンプ+」の秘密に迫るノンフィクション。 「本書は、僕から見た「ジャンプ+」の“物語”だ。 別の人から見ればまた違ったものになるに違いない。 僕が見た『ジャンプ+』の10年は、挫折を味わった者たちが、奇妙な縁で支え合いながら、あがき戦う姿だ」(本書の「はじめに」より) 【著者プロフィール】 戸部田誠(てれびのスキマ)/1978年生まれ。ライター。ペンネームは「てれびのスキマ」。 『タモリ学』『1989年のテレビっ子』『笑福亭鶴瓶論』『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』『売れるには理由がある』『芸能界誕生』など著書多数。公式X@u5u
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