
米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方
L・デビッド・マルケ and 花塚 恵
東洋経済新報社 / 2014-06-12
この本について
仕事で人を動かす側になったはずなのに、気づくと「ミスしないように」が合言葉になってしまう瞬間ってありませんか。自分も同じで、部下が硬直していくのを見ながら、でも何を変えればいいのかよくわからないまま焦りだけが積み上がる時期がありました。 この本を読んで刺さったのは、「恐れから生まれる組織の負の連鎖」をどう断ち切るかを、潜水艦という極限環境の中でとことん説明してくれているところです。例えば、説明をやめて「確認」に変えるだけで、人が自分の責任範囲を理解しにいくようになる話や、「これから〜します」という言い方が主体性を引き出す話。どれも抽象論ではなく、日々の会議や1on1でもそのまま扱える感覚があります。委ねると言いながら放任になってしまうあの難しさにも、ちゃんと向き合ってくれます。 読んでいて救われたのは、「部下を変える前に、自分の態度を変える」という視点が徹底していることでした。トップダウンを否定しながらトップダウンで改革しようとする矛盾や、権限だけ渡しても土台の理解がなければ混乱するという現実。理想論に逃げず、実務の泥臭さを前提に話してくれるので、妙に納得できるんです。 自分の組織に「もっと動けるはずなのに、なぜか動かない人たちがいる」と感じている人にはかなり刺さる一冊だと思います。自分のふるまいを変えてみようと思える、小さな手がかりがたくさん詰まっています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの12%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




