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池上彰の「日本の教育」がよくわかる本 (PHP文庫)

池上彰の「日本の教育」がよくわかる本 (PHP文庫)

池上 彰

PHP研究所 / 2014-06-13

累計読者数10
平均ハイライト数 12.1件/人
推定読了時間 約4時間2分
star総合評価 55/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 38%

この本について

学校の話題って、自分が親でも先生でもなくても、なぜかモヤッとすることが多い気がします。たとえば「なんで日本の教育って変わらないんだろう」とか、「現場の先生が疲れ切っているのに、仕組みはそのままなのか」とか。とはいえ、制度の歴史までさかのぼると一気に難しくなるので、理解したくても途中で心が折れがちです。 この本は、そういう“うっすら感じている違和感”を、ちょうどいい解像度で説明してくれます。教育委員会がなぜ主体性を失いやすいのか、学習指導要領がどうやって今の形になったのか、「考える力」を育てようとしながらも、現実では教科書や検定がどう影響しているのか――読んでいると、今の学校の姿が「好き嫌い」ではなく「仕組みとしてそうなる理由」で見えてきます。塾に頼らざるを得ない日本と、公教育に投資している国々の比較も、個人的にはかなり刺さりました。 制度そのものを変える力は個人にはないけれど、「何がどう動いているのか」を知っておくことで、自分の子どもや周囲の教育について判断するときの軸が一本できる気がします。教育を批判したい人よりも、「なんとなく不安のまま放置してきたけど、背景だけでも知っておきたい人」にちょうどいい本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

安倍政権は「教育再生」を経済再生と並ぶ最重要課題に掲げ、「教育委員会制度の改正」「道徳の教科化」「6・3・3・4制の見直し」など、戦後教育の大転換といってもいいような改革を進めようとしている。その善し悪しを見極めるためには、教育制度に関する基礎知識が欠かせない。そこで本書では、学校教育の歴史や現状を池上氏がわかりやすく解説。「教育委員会」って何のためにあるの?「ゆとり教育で学力低下」とは言えない教員免許がなくても校長にはなれる公立の小中学校では50代の先生が最も多い子どもの6人に1人が「貧困」状態にある近い将来、「英語は小学校3年生から」になる?「東京教育大学」が存在しない意外な理由公立も中高一貫校が人気給食費「未納」問題はどうなった?学校で教わらない「日教組vs.文部省」の戦後史安倍政権の「教育再生」で何が変わるの?……etc.目からウロコの池上流解説で、あなたも一気に「教育通」!「日本の将来を考えるうえで、『教育が重要だ』と考えている人は多いと思います。にもかかわらず、教育改革に注目が集まらないのは、ひとえに、『わかりにくいから』ではないでしょうか。たとえば、『教育委員会』という名前は聞いたことがあっても、何をするための組織なのか、誰が委員なのか、といったことを正しく理解している人は少ないでしょう。日本の教育に、どんな歴史があって、どんな問題を抱えているか、まるごと知ってもらおうと考えて、この本をまとめました」(本書「はじめに」より抜粋) 【PHP研究所】
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