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社会主義の誤解を解く (光文社新書)

社会主義の誤解を解く (光文社新書)

薬師院 仁志

累計読者数3
平均ハイライト数 9.7件/人
推定読了時間 約5時間34分
star総合評価 35/100
start序盤集中型
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この本について

「資本主義って結局いいのか悪いのか」「社会主義って聞くと極端なイメージしか湧かない」。そんな曖昧なもやもやを抱えたままニュースを追っていると、自分の立ち位置が分からなくなってきませんか。ぼくも同じで、議論の温度ばかり高いのに、肝心の仕組みや前提をちゃんと理解できていない感覚がずっと残っていました。 この本が良かったのは、社会主義を賛否のスローガンではなく、「生産活動を誰がどう決めるのか」という、手触りのある視点に落とし込んでくれるところです。たとえば、生産手段の私的所有が何を生むのか、労働力の価格がどう決まるのか、日常の給料明細にもつながる話として説明されるので、自分の中の前提が少しずつ整理されていきます。また、社会主義が国家の抑圧と同義ではないことや、理論と運動がしばしばズレてきた歴史的事情も示されるので、これまで感じていた「イデオロギーのざらつき」が和らぎました。 言葉だけが独り歩きしているテーマだからこそ、一度ここで立ち止まると、ニュースの読み方や職場での会話が変わります。社会制度を思想ではなく「具体的な生産の仕組み」として理解したい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

社会主義思想を生んだ産業革命以降の西欧とロシア、さらに日本における受容と変遷を俯瞰しながら、可能な限り冷静かつ客観的に、社会主義を捉えなおす。
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