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[新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観」

[新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観」

松浦 光修

PHP研究所 / 2011-10-24

累計読者数21
平均ハイライト数 22.2件/人
推定読了時間 約3時間43分
star総合評価 64/100
menu_book精読型
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この本について

最近、仕事でも日常でも「自分の意見を言うだけで面倒を起こすんじゃないか」と飲み込みがちになることがあります。安全な場所から批判だけしている人を見ると、余計に何が正しいのか分からなくなる。自分はどう動くべきなのか、そもそも動く意味があるのか……そんな迷いが長引くと、だんだん気力まで削られていくんですよね。 『[新訳]留魂録』を読むと、その迷いが少し別の角度から揺さぶられます。松陰の言葉は勇ましいというより、まず「自分が動かずに他人に望むのは卑怯だ」という静かな覚悟として響きますし、「誰かではなく私から始まる」という姿勢は、仕事の場で意見を言うべきか迷うような小さな場面にも意外と当てはまります。さらに、彼の“公に向けた視点”に触れると、自分の判断基準が少しだけ整う感覚がありました。何かを成し遂げるための勇ましさではなく、日々の選択を自分の責任で引き受ける心が、ゆっくりと立ち上がってきます。 大げさに行動しなくていいけれど、黙って流され続けることにどこか違和感がある人には、特に刺さると思います。読んでいて苦しくなる部分もありますが、それも含めて「自分はどう生きるか」を静かに問い返してくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

幕末に国のあり方を憂い、指導者として、また人として志を貫いた生き方とは。いまこそ日本人が学ぶべき大切なこと。
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