
英語の歴史 過去から未来への物語 (中公新書)
寺澤盾
累計読者数5
平均ハイライト数 2.8件/人
推定読了時間 約4時間49分
star総合評価 38/100
boltライト読書型
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この本について
英語を勉強していて、「なんでこの単語はこうなるんだろう」「文法の例外って結局なんなの」といった小さな引っかかりが積み重なること、けっこうあると思います。調べても断片的な情報ばかりで、全体の流れがつかめずにモヤっとしたまま進んでしまう感じ、僕もずっと抱えていました。 この本は、そのモヤモヤを歴史という“長い時間軸”でつないでくれるところが強いと思います。たとえば、camera と chamber が実は同じ語源なのに、英語に入ってきた時期の違いでまったく別物になっていること。あるいは、グリムの法則のように子音が体系的に変化したことで、現代の英単語どうしの距離感が決まっていたりすること。日々の学びの中で「なぜこうなる?」と感じていた点が、ゆっくりほどけていく感覚があります。 さらに、英語が語形変化を失っていく中で語順が固定していったり、pluto のように歴史的事件から新しい動詞が生まれたりと、“言語が生き物として動いている”ことが実感できるのも魅力です。英語の細部に振り回されていた気持ちが、背景を知ることでちょっと落ち着くんですよね。 英語を勉強していて、表面のルールだけではしっくりこない人に特に刺さります。僕自身、単語帳より歴史のほうが理解を助けてくれる場面が意外と多いと感じた一冊でした。
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出版社による紹介
5世紀半ば、ブリテン島の一部でのみ使われていた英語は、現在、15億人が使う国際言語へと成長した。英語は8世紀以降、北欧語、ラテン語、フランス語といった「侵入者」たちから、16世紀以降は英国人の海外進出に伴いアメリカ、アジアの言語から、語彙・綴り・文法など様々な影響を受けて創られてきた。本書は、現代英語を意識しながら1500年の歴史を概観し、近代英米社会で急変する姿とその未来を描くものである。
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