
雪 (岩波文庫)
中谷 宇吉郎
金の星社 / 2005-11-01
累計読者数3
平均ハイライト数 10.3件/人
推定読了時間 約58分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 12%
この本について
仕事でも生活でも、「なんでこんな非効率がずっと放置されてるんだろう…」「もっといいやり方があるはずなのに」と感じる瞬間がけっこうあります。周りを見ても、皆それぞれ工夫してはいるけれど、経験則の延長だけで回している場面も多くて、どこか行き詰まりを覚えることがあります。 『雪』を読んでいると、中谷宇吉郎が雪という身近な自然現象に対して、徹底して“筋道を立てて考える”姿勢を貫いていたことが伝わってきます。雪国の除雪や樹木への被害、鉄道の凍上など、ただ「大変だ」で終わらせず、なぜそうなるのかを観察し、理屈に落とし込もうとしている。その丁寧さに触れると、日々の仕事や問題も、感覚だけで対処するより、一度立ち止まって要因を見極める方が遠回りのようで近道なのかもしれないと思えてきます。研究が進まない理由として「一つのことに十年数十年かけない姿勢」を指摘するくだりも、何かを継続して深めることの価値を静かに思い出させてくれます。 大げさな処方箋ではないけれど、「物事をどう見るかで、世界の解像度が変わる」という感覚がじわっと残る本です。身の回りの当たり前に少し違う角度を持ちたい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」−雪の野原に出かけた四郎とかん子は、キツネの紺三郎に出会います。そしてキツネの幻灯会によばれた二人は…。
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