
日本人が知らない集団的自衛権 (文春新書)
小川和久
文藝春秋 / 2014-12-20
累計読者数7
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約2時間29分
star総合評価 39/100
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この本について
安全保障の話になると、どうしても「賛成か反対か」の二択に巻き込まれがちですが、そもそも何がどう噛み合っていないのかを整理したくなる瞬間があります。ニュースを眺めていても、国連・安保条約・自衛権の関係がごちゃっとして、どこが前提でどこが論点なのか、自分の中で迷子になる感じです。 この本は、そのモヤモヤをいくつかの具体的な場面でほどいてくれます。たとえば「個別的自衛権と集団的自衛権がどう同時に動くのか」という話では、実際に日本が攻撃された場合に何が起きるかを、国連決議との関係まで含めて描き直してくれます。また、日米同盟が“歴史的経緯でそうなった”以上の意味を持っていることや、自衛隊の得意・不得意まで踏み込むことで、議論が抽象論だけで漂わないようにしてくれます。さらに、官僚的な受け身の発想が政策議論にも影響しているという指摘は、ニュースの風景が少し違って見えるきっかけにもなります。 どちらの立場に立つかより、「前提を正しくそろえたい人」には刺さる本だと思います。自分の理解の穴がどこにあるのかを静かに示してくれる一冊でした。
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出版社による紹介
中国は日本の領海でやりたい放題密漁し、虎視眈々と日本の領土を狙っている。 いまこそ日本の防衛力強化が必要なのに、安倍政権の説明を聞いても新聞やテレビをみても、「集団的自衛権」っていったい何なのか、さっぱりわからない。 集団的自衛権は本当に必要なの? 日本は戦争に巻き込まれやすくなってしまうの?……安全保障のエキスパートである小川和久氏が、集団的自衛権の「そもそも論」を平易に解説します。 本書の最大の特徴は、Q&A方式で読者目線の素朴な疑問に答えていること。 たとえば…… Q1 なぜいま集団的自衛権が必要なんですか? Q2 自衛隊が勝手に戦争を始めたりしませんか? Q3 日米同盟をやめたら日本はどうなるんですか? ……こうした疑問への平易な回答を読んでいるうちに、誰でも安全保障の知識が身につくようにできています。 まさに本書だけで集団的自衛権も外交・安保も憲法もぜんぶわかる。 学習意欲に燃える高校生からビジネスマン、そして政治家も必携の作品です。
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