ヨムナビ
藝人春秋 (文春文庫)

藝人春秋 (文春文庫)

水道橋博士

スモール出版 / 20211018

累計読者数5
平均ハイライト数 8.4件/人
推定読了時間 約11時間12分
star総合評価 52/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 52%

この本について

最近、人と比べてばかりで「自分の物語って何なんだろう…」と迷ってしまう時があります。うまくいかない日が続くと、気持ちがどんどん萎んでいって、正しい姿勢だけ守っていても前に進んでいる感じがしない。そんな時に思い出すのが、この本に散らばる言葉たちです。 『藝人春秋』には、綺麗ごとじゃなく、泥にまみれた“生き方の実感”がそのまま書かれています。たとえば「辛抱ってのは、辛さを抱きしめるってこと」という一言は、ただの根性論じゃなく、痛みを否定せずに持ち歩く姿勢そのものです。落ちるところまで落ちた瞬間に「プロになれた」と語る場面も、自分の情けなさを材料にして前へ進む感覚に近い。さらに「他人の物語か、自分の物語か」という視点は、他人の基準で生きようとするクセをそっとほどいてくれます。 読者が保存していた抜粋を眺めていると、みんな“派手な成功”ではなく、弱さを抱えながら立ち続ける人の姿に惹かれているんだろうなと感じました。この本は、芸能界の奇人物エピソード集というより、誰かの影に隠れてしまいそうなときに、自分の足元を照らしてくれる随筆集に近いです。 名もなささや迷いを抱えつつ「それでも自分の物語を生きたい」と思っている人に、静かに届く一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『週刊文春』の連載「週刊 藝人春秋Diary」全60作を完全収録した決定版! 水道橋博士が紡ぐ、芸能界から政界までの渾身のルポルタージュ 江口寿史の連載イラスト(60枚)もすべて掲載 「虚と実。正と邪。表と裏。 自由に行き来できる笑いのワクチンパスを持つ男。 博士の芸人探求の文の魂には際限も門限もない。」 ーーー高田文夫(放送作家) 【登場する人物】西野亮廣/尾崎世界観/三又又三/竹下景子/小泉今日子/石原伸晃/那須川天心/北野武/安住紳一郎/春風亭昇太/石坂浩二/加賀まりこ/ウディ・アレン/新しい地図/BIG BANG/BTS/みうらじゅん/麻生太郎/日野皓正/やくみつる /太田光/ユーミン/安倍晋三/松本人志/萩本欽一/遠藤賢司/和田アキ子/江口寿史/吉岡里帆/村本大輔/島田洋七/荒俣宏/春風亭小朝/太川陽介/ぶっちゃあ/たけし軍団/蛭子能収/浅野忠信/野中広務/大竹まこと/ビートたけし/岡村隆史/片山さつき/大仁田厚/笑福亭鶴瓶/剛力彩芽/前野朋哉/MEGUMI/高田文夫/内田裕也/樹木希林/古舘伊知郎 ほか カバーイラスト&本文イラスト/江口寿史
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要