
科学哲学への招待 (ちくま学芸文庫)
野家啓一
累計読者数50
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star総合評価 73/100
start序盤集中型
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この本について
仕事で判断しなきゃいけない場面が増えるほど、「そもそも自分は“何を根拠に”世界を理解してるんだろう」と急に足元がぐらつく瞬間がありませんか。正しさを追うほど、自分の見ている世界がどれだけ仮置きの前提でできているかに気づいてしまう、あの感じです。 『科学哲学への招待』を読んでいて刺さったのは、科学の歴史が“揺らぎ”の連続として描かれているところでした。たとえば量子力学で古典的な因果律が崩れていく瞬間や、マンハッタン計画以降、科学が巨大プロジェクトと不可分になり研究者の自由が縮んでいく流れ。さらに三・一一以降、科学そのものの信頼をどう取り戻すかという問いが、未来世代への責任という形で突きつけられる。こういう話を追っていくうちに、科学は「唯一の答えをくれる仕組み」ではなく、「どう不確実性とつき合うかを考えるための営み」として見えてきます。 個人的には、仕事で判断の根拠を言語化するとき、この本が「前提を一段深く見る視点」をくれました。科学の制度がどうできてきたかを知ると、今の社会の“当たり前”にも少し距離が取れます。 自分の考え方の土台が揺れるのが怖いけど、放っておけない人に刺さる本だと思います。
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科学はどのようにして生まれたのか? いつ、なぜその自明性が壊れ、新たな理論に入れ替わるのか? 科学哲学の重鎮が、その変遷...
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