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土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング

土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング

土井雪広

東京書籍 / 2015-08-28

累計読者数5
平均ハイライト数 5.4件/人
推定読了時間 約3時間1分
star総合評価 50/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 56%

この本について

ロードバイクって、始めれば始めるほど「これで合ってるのかな…」が増えていきませんか。強度の上げ方も、週末の使い方も、ポジションも、人によって言うことがバラバラで、結局どれを信じればいいのか分からなくなる。僕も同じで、特に“強くなるための順番”や“どこまで追い込んでいいのか”でよく迷っていました。 この本が面白いのは、派手なテクニックよりも「積み上げる順番」を淡々と示してくれるところです。体ができていない時期に高強度をやってもフォームが崩れて自己満足で終わる、だからまずは低強度・長時間で土台を作る。その上で、10〜15分のFTP走に移り、シーズン前に短時間・高強度へ進むという流れが、言い訳できないくらい現実的に描かれているんですよね。 そして、TSSやクールの考え方も、数字に縛らせるためではなく、“自分がどれだけ積んだかを客観視するための道具”として扱われているのが救いでした。週末に何をやるか、平日はどの程度でいいかが、急に視界が開ける感じがあります。 もうひとつ刺さったのは、ポジションの話が極端なセッティングを推す風潮と距離を置いているところ。空力とパワーのトレードオフを冷静に理解したうえで、自分の妥協点を見つけるプロセスが描かれていて、「これなら迷ったときに戻れる」と思えました。 トレーニングの情報に振り回されがちな人、あるいは“ちゃんと積む”とは何かを知りたい人には、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

サイクルロードレースのトッププロとして欧州で活躍した土井雪広。彼は、決して最初から「強かった」訳ではない。欧州の科学トレーニングの方法論や戦術、そして走り方を「知ること」と出会って、徐々に「強くなった」のである。 そしてそれは、世界レベルのトッププロのみならず、一般のアマチュア自転車乗りにも応用できるものである、と彼は言う。トレーニングに対する考え方、フィジカル、戦略、運(を引き寄せる)、それらすべてを「トレーニング」し、向上させていった上で、「強さ」を「作り上げる」こと。 「強くなる」とは、どういうことなのか。サイクルロードレースの世界第一線で戦ってきた著者による、徹底して世界に通用するためのトレーニング法を示した実践書。
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