
音楽の基礎 (岩波新書)
芥川 也寸志
累計読者数9
平均ハイライト数 14.7件/人
推定読了時間 約3時間58分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
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この本について
音楽を聴いていて、言葉にしづらい違和感が残ることがありませんか。音の強さなのか、静けさなのか、リズムのとらえ方なのか、自分でも理由がつかめないまま「なんでこう感じるんだろう」と立ち止まるあの感じです。僕も長く同じところで迷ってきましたが、この本はそのモヤモヤに光を当ててくれました。 芥川也寸志の『音楽の基礎』は、仕組みをただ説明するだけではなく、「音の高さは物理と印象でズレる」「静寂は音楽の一部として成立する」「リズムの考え方は文化によってまったく違う」など、聴き手として普段ぼんやり感じていたことを、ちゃんと“言える”形にしてくれます。特に、演奏が終わった瞬間の静けさこそが鑑賞の核心だという指摘は、日常の集中の切り替えにもそのまま応用できる視点でした。音色を決める部分音の話も、普段聴いている音の違いを実際に区別できるようになるので、音楽体験そのものが少し豊かになります。 専門書ほど構えずに読めるのに、聴き方や感じ方がじわっと変わる本です。音楽をもっと深く味わいたい人、あるいは「感覚の理由を言葉でつかみたい人」に静かに刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
人それぞれに音楽を聞き演奏して楽しむ。しかしさらに深く音楽の世界へわけ入るには、音楽の基礎的な規則を知る必要がある。本書は、作曲家としての豊かな体験にもとづいて音楽の基礎を一般向けに解説したユニークな音楽入門。静寂と音との関係から、調性・和声・対位法までを現代音楽や民族音楽を視野に入れつつ詳述する。
読んだ内容を、もう忘れない。
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