
音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)
岡田暁生
累計読者数7
平均ハイライト数 73.6件/人
推定読了時間 約4時間44分
star総合評価 72/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%
この本について
音楽を聴いていて、「いいと思うけど、これをどう説明したらいいんだろう…」とか、「結局“好き嫌い”だけで終わってしまうのが物足りない」と感じることが、僕はよくあります。言葉にしようとすると急に自信がなくなったり、逆に語りすぎて空回ったり。そのモヤモヤを放置したまま、大人になってしまった感じがあるんですよね。 岡田暁生さんの『音楽の聴き方』は、そのあたりのもやをほどくヒントがやたら多い本です。たとえば、音楽には身体で感じる部分と、歴史や文化の中で生まれてきた「言葉」が支えている部分があって、その両方を知ることで聴き方の角度が増えていく。友人に教えてもらうように「別の角度」を持つこと。音楽家が実際に使う、生々しくて身体的な語彙に触れること。あるいは「これは何を言いたいんだろう?」と問いながら聴くという、小さな習慣を持つこと。どれも大げさな話じゃなくて、日々の音楽との距離を少しだけ変えてくれます。 「上手い/下手」で語らない文化があることや、音楽が人に与える支配の側面まで踏み込む視点もあって、音を“背景”として流しがちな自分にはかなり刺さりました。音楽を手軽に消費しないことへの提案も、ちょっと耳が痛いけれど納得のある言葉です。 音楽をもっとちゃんと聴きたい、でも何から始めればいいのか分からない。そんな人にささる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
音楽の聴き方は、誰に言われるまでもなく全く自由だ。しかし、誰かからの影響や何らかの傾向なしに聴くこともまた不可能である。それならば、自分はどんな聴き方をしているのかについて自覚的になってみようというのが、本書の狙いである。聴き方の「型」を知り、自分の感じたことを言葉にしてみるだけで、どれほど世界が広がって見えることか。規則なき規則を考えるためにはどうすればよいかの道筋を示す。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要







