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サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論

サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論

鈴木 康浩 松田 浩

カンゼン / 2015-12

累計読者数4
平均ハイライト数 37.5件/人
推定読了時間 約6時間1分
star総合評価 66/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 25%

この本について

守備の本を読んでいると、結局どこを基準に動けばいいのか分からなくなることがあります。試合を見ていても「今の失点、誰の責任なんだろう」とか、「システムの弱点って言われても、具体的に何をどう直せばいいのか…」みたいなモヤモヤがずっと残る。ただ、選手や指導者に限らず、戦術を見るのが好きな人ほど、このあたりで一度つまずく気がします。 この本が面白いのは、そこでいきなり理論を積み上げるのではなく、守備の根本を“ボールの周りで何が起きているか”という視点に戻してくれるところです。読者が抜き出していた「ボール周辺の雲行き」という表現はまさに核心で、ゾーンが単なる配置の話ではなく、状況の変化に気づく目を育てる方法なんだと腑に落ちる。システムの穴がどこに生まれ、なぜ433は守備で破綻しやすいのか、その理由を具体的なシーンとともに説明してくれるので、単に正解を覚えるというより“見え方が変わる”感じがあります。 さらに、ゾーンにも欠点があって、ワンタッチの質やサイドチェンジの精度に弱い理由も丁寧に書かれています。ここを読むと、失点の原因を単純に選手の能力や気持ちに寄せず、構造として理解できるようになる。日本サッカーが抱える問題や育成年代の話も、日ごろ感じている違和感とつながってきて、戦術を「理屈として語る」だけでは届かない部分に触れてくれます。 戦術を自分の言葉で説明できるようになりたい人、そして守備を見る目をもう一段深くしたい人にはかなり刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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