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捨てられる銀行 (講談社現代新書)

捨てられる銀行 (講談社現代新書)

橋本卓典

講談社 / 2017-04-19

累計読者数13
平均ハイライト数 29.1件/人
推定読了時間 約3時間28分
star総合評価 68/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 32%

この本について

仕事でも地域でも、「結局、どこを見ればいいのか分からないまま、形式だけが増えていく感じ」が続くときがあります。数字の管理はしているつもりでも、相手の本質を見ている実感がない。銀行に限らず、組織にいるとそんな空気に巻き込まれることがあります。 『捨てられる銀行』を読むと、そのモヤモヤの正体が少しだけ言語化されます。特に刺さったのは、担保や保証に逃げた結果、肝心の顧客との関係が痩せていったという指摘です。これは金融の話に見えて、実は「相手の本当の課題に目を向ける力」がどう失われるのか、そのメカニズムを描いているように読めます。また、広島銀行のように財務だけでなく製品や顧客基盤、技術などを多面的に見ていく姿勢は、目の前の人や組織を評価するときの基準をどう持つかという、実務的なヒントにもなります。 さらに、金融庁が掲げた“企業と地域の成長を最終目標にする”という転換は、自分の仕事でも「数字の安定」と「相手の成長」をどう天秤にかけているのかを考え直すきっかけになります。制度の話が続く本ではありますが、読み進めるほどに、形式主義に押し流されないための視点が拾える一冊でした。 自分の仕事が「相手を見ること」から離れつつある気がしている人に、静かに効く本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ベストセラー『捨てられる銀行』が明らかにした森信親・金融庁長官の金融大改革。第2弾は「資産運用の大改革」だ。キーワードは「フィデューシャリー・デューティ」。いま、銀行や生保、証券会社が売る金融商品の多くは高額手数料を取れる金融機関本位の商品ばかり。森長官の資産運用改革はここに厳しいメスを入れつつある。「愛される」のか「捨てられるのか」。森長官の真意をいち早く見抜くために全金融機関関係者必読の書。
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