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金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実 (幻冬舎新書)

金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実 (幻冬舎新書)

橋本卓典

幻冬舎 / 2018-01-30

累計読者数3
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推定読了時間 約3時間19分
star総合評価 69/100
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この本について

中小企業まわりの相談ごとって、結局どこに頼ればいいのか分からなくなる瞬間ありませんか。銀行は担当がすぐ代わるし、保証協会の仕組みもよく分からない。かと言って、金融機関を避けて事業は続けられない。その「どうにも腑に落ちない感じ」を説明できる言葉が見つからず、ずっと自分の中で宙に浮いていました。 この本を読んであらためて驚いたのは、銀行と信金・信組が、同じ「お金を扱う機関」に見えて、まったく別の仕組みと目的で動いているという事実でした。営利か非営利かで、地域への向き合い方がここまで変わるのか、と。さらに、保証協会付き融資が本来の目的からズレ、国民負担に跳ね返っている構造や、税理士が金融機関を理解していないことで経営改善の現場が止まるというリアルな描写も、日頃の違和感の正体にかなり近いものでした。 読みながら、金融排除という言葉が「貸す/貸さない」の単純な話ではなく、制度や組織の構造が生み出すものなんだと実感します。だからこそ、小さな企業や個人がどう立ち回るかにも、より現実的な視点が持てるようになる。自分が金融機関に何を期待できて、何を期待すべきでないのかが、少し整理されます。 地域金融や中小企業支援の現場でモヤモヤしている人には、かなり刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「貸出先がない」「銀行の数が多すぎる」という銀行の常識は正しいのか。「十分な担保・保証がある企業以外には貸し出しをしない」という「金融排除」を銀行自らが疑いもしないのはなぜか。特に人口減少の激しい地域で、この問題を放置すれば、地方の衰退を招くだけでなく、金融機関の自滅にも繋がりかねない。そこで金融庁は、排除の克服を求め「未来の健全性」を重視した銀行検査に着手。本書では「金融排除」の実態を明らかにしつつ、革新的なビジネスモデルで実績を上げ始めた金融機関の事例も紹介。「銀行消滅」に怯える前に、地方金融が活性化する方策はいくらでもある!
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