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貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

アビジット・V・バナジー, エスター・デュフロ, and 山形浩生

みすず書房 / 2012-04

累計読者数18
平均ハイライト数 34.6件/人
推定読了時間 約8時間10分
star総合評価 66/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%

この本について

日々ニュースを見ていると、「貧困って結局なにが問題なんだろう…」と立ち止まることがあります。支援が足りないのか、本人の努力なのか、仕組みの欠陥なのか。頭の中で整理しようとしても、どうしても単純化しすぎてしまう感じ、僕もずっと拭えませんでした。 『貧乏人の経済学』が手元で光ったのは、貧困を“遠い国の話”ではなく、“生活のディテールが積み重なった結果”として描いていたからです。1日120円で暮らすとはどういうことか、予防医療の欠勤ひとつがどれだけ命運を左右するか、学校の先生が「努力しても報われない」と感じる理由は何か。大きなテーマなのに、そこにあるのは人間くさく、でも見落としがちな細部でした。そして「単純な問題には単純な答えしか出ない」という指摘が、不思議と肩の力を抜いてくれるんです。 読んでいくと、貧困を語るときに僕らがついやってしまう“雑な理解”がどれだけ本質からズレるかが見えてきます。同時に、ちょっとした後押しや情報の差し込みで人生が変わってしまう現実もあり、それが希望にもなります。誰かを助けるつもりはなくても、自分の日常の判断や仕事の向き合い方が静かに変わる本だと思います。 「社会問題を語るとき、答えのなさにモヤモヤしている人」に特に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

貧困研究は、ここまで進んだ。単純な図式(市場vs政府)を越えて、現場での精緻な実証実験が明かす解決策。
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