
アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
EstherDerby、DianaLarsen、角征典
株式会社 オーム社 / 2007-09
この本について
仕事のふりかえりって、大事なのは分かってるのに、実際は「なんとなく同じことを話して終わる」「気まずい沈黙で流れていく」みたいな時間になりがちですよね。自分もずっとそんなモヤモヤを抱えていました。場を開いているつもりなのに、どこか手応えがない。結局チームは変わらない。この本を読んで、まずそこに対する考え方がひっくり返されました。 特に刺さったのは、“最初の5分で全員に口を開いてもらう”という話です。やってみると本当に空気が変わる。難しいことではなくても、参加のハードルを下げることで、その後の議論がちゃんと“チームのもの”になるんだと実感しました。もうひとつは、レトロスペクティブを進める側が「中立であり続ける」という姿勢。自分の意見を挟まないだけで、メンバー同士の関係や空気が見えてくるんですよね。そして、「最もシンプルな改善アクションを見つける」こと。無理に大きな改革をしようとしなくていい、と思えたことで気持ちがだいぶ楽になりました。 この本は、派手な方法論よりも、明日からの1時間をどう確実にいい時間にするかにずっと寄り添ってくれます。会議のファシリに疲れている人、チームの停滞感にうすうす気づいている人に刺さると思います。自分みたいに「もっとちゃんとやりたいけど、何を変えればいいか分からない」と迷っている人には、とても現実的な支えになる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの51%が集中しています。
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