
リーダーのための経営心理学--人を動かし導く50の心の性質 (日本経済新聞出版)
藤田耕司
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推定読了時間 約4時間48分
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この本について
部下との会話で、こちらは励ますつもりなのに相手の表情が曇ったまま…とか、伝えたいことがあるのに自分の感情が先に立ってしまう…とか。リーダーの立場にいると、こういう小さなつまずきが積み重なって、正直どう振る舞うのが正解なのか分からなくなる時があります。僕も同じで、指示の出し方ひとつで空気が変わるのを何度も経験してきました。 この本が助けになるのは、「人はどう動くのか」を感覚ではなく、具体的な心の仕組みから示してくれるところです。例えば、指示よりも“あなたはこういう強みがある”と認識を変える言葉の方が人が動きやすいこと。あるいは、給料よりも承認や達成のような動機付け要因の方がモチベーションに効きやすいこと。そして、こちらの感情が相手にそのまま伝染するから、まず自分の状態を整える必要があること。どれも現場の場面で「ああ、確かにそうだよな」と腑に落ちる内容です。 完璧なリーダー像を押しつけてこないのも、この本の良さだと思います。相手を否定しないように配慮する姿勢や、褒めるポイントを探す視点など、今日から少しずつ試せる行動に落ちている。理想論ではなく、現実に寄り添った心理学です。 人を動かす難しさに息が詰まりそうになっている人、あるいは自分の感情に引っ張られがちなリーダーほど、静かに効いてくる一冊だと思います。
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出版社による紹介
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