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世界No.1の利益を生みだす トヨタの原価

世界No.1の利益を生みだす トヨタの原価

堀切俊雄

かんき出版 / 2016-08-08

累計読者数4
平均ハイライト数 4.5件/人
推定読了時間 約3時間40分
star総合評価 52/100
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この本について

仕事で原価の話になると、どうしても「後工程でなんとかするしかないよな…」とか、「設計に口を出す立場じゃないし」といったモヤモヤがつきまといます。部署間で意見がぶつかると、そもそもどこから手をつければいいのかすら見えにくい。僕自身、こういう“現場と数字のズレ”みたいな感覚をずっと引きずっていました。 この本が面白いのは、原価を“できあがってから眺める数字”ではなく、“企画や設計の段階でつくり込むもの”として扱っているところです。ムダ取りが悪いわけではないけれど、そこに到達した時点で原価の大部分はもう決まっている、という冷静な視点にまずグサッときました。また、経理が現場に入って原価低減の仕組みを一緒につくる、あるいはデンソーに依存しすぎた状況を内製技術でひっくり返すなど、数字だけでなく“構造”を変える動きが具体的に描かれていて、読んでいて自分の職場のシーンに自然と置き換わります。 さらに、「差額原価だけ追っても全体で帳尻が合わない」「チーフエンジニアに求められるのは技術よりも人望や調整力」といった話も、結局のところ“部分最適では利益は生まれない”という現実を突きつけてきます。原価の話をしているようで、実は組織で成果を出すための思考の土台を見直す本でもあります。 現場と数字のギャップに悩んでいる人や、原価管理を“経理だけの仕事”だと思っていた人には特に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

トヨタの利益の源泉である「原価企画」の全貌を初公開! トヨタでは、全社員が原価を意識した仕事をするため、仕事の質が向上しムダがなくなり、付加価値が生まれつづける仕組みがあります。そして、この仕組みがあるからこそ、トヨタでは「利益は製品計画の段階ですべて決まる」と言われています。 本書では、この考え方の根本にある「トヨタの原価に対する考え方」を知ってもらい、そのうえでトヨタの「原価企画の手法」「原価低減のプロセス」、そして「商品別の原価」を追求することで世界No.1の「利益」を生みだしてきた、トヨタの原価低減に対する取り組みについて詳細にお伝えしています。
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