
KPIで必ず成果を出す目標達成の技術 計画をプロセスで管理する基本手順と実践ポイント
大工舎宏 and 井田智絵
この本について
仕事で目標を立てるたびに、「結局どこを改善すればいいのか」が曖昧なまま走り始めてしまうこと、けっこうありませんか。数字は追っているはずなのに成果につながらないとか、そもそも今の指標が正しいのか自信が持てないとか…。僕もずっと似たようなモヤモヤを抱えていました。 この本が役立ったのは、KPIそのものの作り方ではなく「なぜその指標なのか」を筋道立てて考えられるようになったところです。読者が抜き出している部分もまさにそこに集中していて、財務の数字だけを追いがちな目標設定を、顧客の価値や現場のプロセスへとちゃんと接続し直す視点が丁寧に語られています。とくに、成果KPIから重要成功要因を特定し、さらにプロセスKPIへ落とし込む一連の流れは、目標を「測れる単位」まで小さくしていく作業のリアルさがあり、設定した指標がズレていると起こる空回りの理由も腑に落ちました。 また、目標達成を邪魔している工程をボトルネックとして見立てたり、クリティカルパスを考えることで「どこを改善すれば全体が前に進むのか」が見えてくる感じも実務的です。指標の数をいたずらに増やさず、限られたリソースでPDCAを回すにはどう整理すればいいのかという、現場で避けられない悩みに寄り添ってくれます。 数字に強いわけじゃないけど、ちゃんと目標を達成するチームを作りたい人に刺さる一冊だと思います。僕もまだ手探りですが、これを読んでからは「とりあえずKPIを置く」みたいな場当たり的な決め方をしなくなりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
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