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経営とデザインの幸せな関係

経営とデザインの幸せな関係

中川 淳

日経BP / 2016-11-03

累計読者数10
平均ハイライト数 17.4件/人
推定読了時間 約4時間30分
star総合評価 57/100
menu_book精読型
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この本について

仕事で数字を見なきゃいけない場面って多いのに、正直どこをどう読めばいいのか分からないまま「まあ大丈夫だろう」と流してしまうこと、ありませんか。デザイナーや企画寄りの職種だと、なおさら経営の話が急に遠く感じてしまって、「自分の仕事とどうつながるのか」が霧のまま残り続けることが多いと思うんです。僕自身もそこを曖昧にしてきた時期があって、振り返ると判断のズレってけっこうこのあたりから生まれていました。 この本がいいのは、決算書を全部理解しようとしなくていいと割り切ってくれるところです。売上や人件費、借入金といった最低限の項目だけ拾えば、会社の「今の姿」は十分つかめる。数字を細かく追うというより、構造や流れに目が慣れていく感じに近いです。さらに、経営とデザインの間にある“共通言語”のつくり方がとても具体的で、現場を見るときの視点や、相手の意図を文書で残しておく重要性も腑に落ちます。ブランディングを「伝えるべきことを整理して正しく伝えること」と定義しているのも、実務に落とし込みやすくて好きでした。 数字を見るのが苦手なクリエイティブ職の人や、経営の話に距離を感じている個人事業主にはとくに刺さると思います。大げさに世界観を語る本ではなく、明日から気まずさなく経営の会話に参加できるようになる、そのための視点が静かに置かれている一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「会社の現状把握」から「ブランドの組み立て」「コミュニケーション設計」「流通への働きかけ」まで中川政七商店のメソッドを初めて全公開 日本初・ものづくり企業のための「ブランディング×デザイン×経営」の教科書。 旧態依然とした家業を継ぎ13年で売り上げを10倍に伸ばした中川淳・十三代社長。各地の工芸メーカーに特化した経営コンサルティングを手掛け、数々の成功事例をつくってきました。本書では、著者がこれまでの過程で蓄積した中小ものづくり企業のノウハウを初めて体系化。入り口の経営診断から商品企画、デザインマネジメント、販路開拓まで、すべてのノウハウを公開します。 <主な内容> 1 会社を診断する “会社のことを正しく知る”ことは基本中の基本。決算書の読み方をはじめ、 ポイントを押さえ、会社の数字が理解できるようになる方法を解説します。 2 ブランドをつくる ブランドとして認められる結果を意図して能動的に「ブランドをつくっていく」というのが ブランディングです。ブランドづくりの根本の考え方、手順を解説します。 3 商品をつくる 大切なのは、ものづくりに関わるすべての人が商品開発全体のフローを理解し、 共通言語を持つこと。新商品開発フローや必要な考え方、押さえておくべきポイントを解説します。 4 コミュニケーションを設計する ブランドや商品は、それらがすべてお客さんに「伝わって」初めて意味を成します。 営業戦略や流通戦略、販促・PRなどを総合的に考え、戦略を設計する方法を解説します。 5 対談 嶋 浩一郎(博報堂ケトル 代表取締役社長)× 中川 淳
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