
メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服
崔炯仁
累計読者数8
平均ハイライト数 25.6件/人
推定読了時間 約5時間12分
star総合評価 67/100
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この本について
人との距離感がうまくつかめなかったり、親との関係を思い出すと理由の分からない重さが出てきたり、そんなモヤモヤを抱えたまま大人になってしまった感覚ってありますよね。私も「離れたいのに離れられない」「怒りを感じるのが怖い」といった葛藤をどう扱えばいいのか長く分かりませんでした。 この本は、そんな行き場のない気持ちを“関係の中で整理していく力”としてメンタライズを扱っています。印象的だったのは、まず「見せかけの分離」とその後に来る空虚さを、そのまま経験として扱ってくれる姿勢でした。自分の反応がいきなり変なのではなく、外傷的な育ちの中で身につけたパターンとして理解できるだけで、少し呼吸しやすくなるんです。また、感情がふっと消える場面を丁寧に拾い直したり、他者とのやり取りの中でズレを調整するプロセスを重視している点も、実際の生活に落とし込みやすいと感じました。 自分だけで頑張るのではなく、信頼できる相手とのやり取りの中で心の感覚を取り戻すという考え方は、私自身かなり救われました。親子関係のしんどさを抱えてきた人、距離をとっているつもりなのに心の奥では期待や怒りが渦を巻くタイプの人には、特に静かに届く本だと思います。
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出版社による紹介
外傷的育ちから生じる心理・行動特徴などを幅広く解説。メンタライゼーションに基づいた治療(MBT)を平易に学べる入門書。
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