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MUJI式 世界で愛されるマーケティング

MUJI式 世界で愛されるマーケティング

増田 明子

日経BP / 2016-11-17

累計読者数3
平均ハイライト数 12件/人
推定読了時間 約3時間10分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%

この本について

なんとなく「自分の仕事、誰に向けてやってるんだろう…」とモヤモヤする日ってあります。目の前の数字やタスクに追われていると、相手が「消費者」なのか「生活者」なのかすら見えなくなる瞬間があるんですよね。僕もよく迷います。 この本を読んで印象的だったのは、MUJIのマーケティングは派手さよりも“生活者の視点をどう積み重ねるか”に徹しているところでした。例えば、既存の技術をベースに「もっと暮らしに使いやすくしたら?」と考える姿勢や、年齢によって変わる“心地よさ”の感じ方に合わせて色や素材を選ぶところ。そこには、市場調査のための調査ではなく、生活の中に入り込んで観察するようなやわらかい態度がありました。 読んでいると、マーケティングや企画の仕事って、特別な発想力よりも「相手の生活を想像し続ける根気」に近いのかもしれない、と少し気持ちが軽くなります。高齢者ならどう使う?海外ならどう受け取られる?その積み重ねが“MUJIらしさ”になっていく過程が丁寧に描かれていて、自分の仕事にも置き換えやすいです。 「生活者の感覚を軸にしたブランドづくりを学びたい人」に特に刺さると思います。MUJIを賛美する本というより、実務に持ち帰れる視点が静かに詰まっています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「ムジの知」とは――MUJIの秘密を徹底解明! ●「一番普通の形」にする ●人が本能的に「心地よい」と感じるものを作る ●「余白の力」によってそのまま世界中で売る ●最大公約数が満足する「これ『で』いい」を目指す ●「それ以外」をすべて市場にする ●「個性の一歩手前」で止める ●「選択と集中」はしない ●「1+1=1」にする ●「わけ」を伝える 時の流れを超えていく、シンプルで地球大の思考法。 MUJIの商品が世界的な普遍性を持っている大きな理由はシンプルさにある。 そのシンプルさとは、使い勝手の良い「一番普通」の形を目指したデザインである。 だからMUJIは、世の中のいろいろなブランドに対して、「特徴がない」ことが特徴となれるブランドなのである。 MUJIが世界中の文化の壁を越えていける理由もここにある。 いろいろな文化を背景にしたブランドがたくさんある中で、「それ以外」を市場にしているMUJIの競争の仕方は、とても秀逸だといえる。 「それ以外」というポジションは、文化の壁だけでなく、時の流れも超えていける。 多くのブランドは流行を追う。MUJIは普遍を追う。 シンプルで地味な商品かもしれないが、だからこそ時代遅れにならない。
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